
包丁研ぎ器“トギサムライ”がDFA Design for Asia Awards 2018(アジアデザイン賞)のMerit Award(優秀賞)を受賞
包丁研ぎ器「トギサムライ」が、香港の権威あるデザイン賞である「DFA Design for Asia Awards 2018(アジアデザイン賞)」において、Merit Award(メリット賞)を受賞いたしました。
DFA Design for Asia Awards は、2003年よりスタートした香港デザインセンターが主催する、飛躍的に発展するアジア市場に影響を与える優れたデザインを評価する世界的なデザイン賞です。 この度「トギサムライ」は、PRODUCT & INDUSTRIAL DESIGN部門においてMerit Award d(メリット賞)を受賞いたしました。
包丁研ぎ器「トギサムライ」は、金物の町新潟/燕三条のプリンス工業株式会社(本社:新潟県三条市、代表:高野信雄)が開発した、簡単・手軽に包丁が研げる包丁研ぎ器で、2017年8月1日より販売中。
■DFA Design for Asia Awards(アジアデザイン賞)について
2003年よりスタートした、アジアの社会に固有の文化的価値を内含し、持続可能な発展とこの地域の人々の生活の質を高める技術の利用への配慮がある、ユーザー中心のデザインを評価する世界的なデザイン賞です。香港デザインセンターが主催し、飛躍的な進化を続けるアジア市場に向けて、アジアへの影響度、全体的優秀性、技術の使用、商業的・社会的成功4つの観点で優れたデザインを評価。本年は世界18の国と地域から過去最高となる1000件以上のエントリーのある、国際的な影響力を持つデザイン賞です。
DFA Design for Asia Awards 2018(アジアデザイン賞) : https://dfaa.dfaawards.com/winner/
プリンス工業株式会社ホームページ : http://prince-kk.jp/
【“トギサムライ”開発背景】
近年の海外での日本ブーム、また日本食ブームによって、日本の包丁の“切れ味”のよさが世界に広く認知され、日本製の包丁の輸出も増えています。ただし、多くの国では包丁を砥ぐ文化が無く、研ぎ棒によるタッチアップや簡易的な研ぎ器によって包丁を研いでいるのが現状です。このため、日本の包丁のよさである“切れ味”を維持できていない現状があります。そこで、海外の方でも簡単に包丁が研ぐことが出来きる包丁研ぎ器が開発出来ないものか?また、海外の方が簡単に研げるのであれば、きっと日本の主婦・料理愛好家でも手軽に包丁が研ぐことができるにちがいない。そうすれば、日々の料理がもっと楽しいものになるだろう。こんな思いから開発をスタートさせました。
【“トギサムライ”開発秘話】
誰でも簡単に包丁が研げる、研ぎ器の開発。職人さんの研いだ包丁の刃先の分析から開発はスタートしました。そして「研ぎ」についての研究を進めていたときに、社長がたまたま見た展示会での研ぎ実演で砥職人が、包丁の刃先を横にし刃先を砥石に当て研ぎ、戻すときは刃先を浮かしてて研ぐ “横一方向研ぎ”で研いでいることに気づきました。そこで、研ぎ器のホルダーに浮上機構を組込むことでこの“横一方向研ぎ”を実現することができ、すばらしい切れ味を持つ包丁を研ぐことの出来る、包丁研ぎ器の開発に成功しました。
【「トギサムライ」の特徴】
- ホルダーに包丁をセットすることで、簡単・安全に理想的な刃付け角度(15度)で研ぐことが出来ます。
- ホルダーの浮上機構により、職人の研ぎ方と同じ“横一方向研ぎ”を実現できます。
- ダイヤモンド砥石の優れた切削力と、平面保持力で、早く・正確に研ぐことが出来ます。
- ダイヤモンド砥石は交換可能。標準では極細目<#1200>ダイヤモンド砥石が付属していますが、刃こぼれの修復や、磨耗した刃の刃付けに使える細目<#600>(オプション)への交換ができます。
- ダイヤモンド砥石を使用しているので、水を必要としません。このため、研ぐ場所を選ばずどこでも研げます。
- 「トギサムライ」の”横一方向研ぎ”により研いだ包丁は切れ味がよく、また切れ味が長持ちします。
【「トギサムライ」の概要】
名称:トギサムライ togisamurai
販売開始:2017年8月1日
販売価格:28,000円(税別)
材質:本体・ホルダー:ステンレス鋼 指当て:シリコンゴム ダイヤモンド砥石
<#1200>
サイズ: W110×H60×D210mm
※特許出願中
■ニイガタIDSデザインコンペ2017 新潟日報社賞受賞
■DFA Design for Asia Awards 2018(アジアデザイン賞) Merit Award(優秀賞)受賞
■メディア掲載
buono ブオーノ 2017年9月号
日経トレンディー 2017年9月号
月刊新潟こまち komachi 9月号
■会社概要
会社名 :プリンス工業株式会社
代表者 :代表取締役 高野信雄
設 立:1969年(昭和44年)11月
(有)プリンス工業に改名その後 1993年(平成5年)10月株式会社組織に変更
住 所:〒955-0814 新潟県三条市大字金子新田丙313-1
・家庭雑貨、調理用小物品の製造販売
・SG製品安全協会登録工場(11-004)
資本金:1000万円
【本製品及び本プレスリリースに関するお客様からのお問い合わせ先】
プリンス工業株式会社
〒955-0814 新潟県三条市大字金子新田丙313-1
TEL : 0256-33-0384 FAX:0256-35-2826
MAIL : info@prince-kk.jp
ホームページ : http://prince-kk.jp/