鉄のフライパンの良さ
鉄のフライパンは使い込むほどに、使いやすくなり、味が出て、一生モノとして長く使えます。
鉄という素材は高温に強くまた熱伝導が良い、フライパンに最適な素材です。
このため短時間での高温調理に適しており、食材の旨みを封じ込めておいしく料理を仕上げることができるのです。
また、使い込むほどに油がよくなじみ焦げ付きにくく、丈夫で永くお使いいただけます。
ただ、これほどフライパンに最適な素材である鉄にも弱点がありました。それは「錆びやすい」ことです。
そこで、鉄の表面に特殊な「窒化」×「酸化」加工を施すことで錆に強くなり、そして微細な凸凹面を表面が形成されることで油なじみのよい、お手入れのしやすいフライパンとなりました。
また、底の板厚はそのままに側面は薄く仕上げるスピニング加工によって、出来るだけ軽く使いやすいフライパンに仕上げてあります。
末永くお使いいただけるように、金具は強固なリベットによる接合とし、天然木(竹)のハンドルは焦げたり痛んだ場合には交換(有料)できます。
使いやすさに細部までこだわって作り上げたフライパンで、日々のお料理をお楽しみください。

オキシナイト加工とは
鉄の表面に窒化処理により多孔質の窒化層を生み出し、この窒化層表面にできた微細な凸凹面に酸化皮膜を形成することにより、油なじみがよく、サビに強い鉄のフライパンになります。